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2021年4月のメッセージを公開します。

【2021年4月28日】

今年度もよろしくお願いします。

 みなさん、こんにちは。伊藤守弘です。2021年度もセンター長メッセージを配信します。センター長を拝命して7年目となりました。さらに、本年度より学生部長を拝命し、大学生活のほとんど全てを担当する長となりました。責任の重さを感じていますが、これまでの経験を活かし、さらに中部大学に集う皆さんが安全で安心した大学生活を送れるように取り組みたいと思っています。よろしくお願いします。
 学生サポートセンターは、4月より新しいスタッフを1名迎えてスタートしました。当センターは大学(院)生活を充実させる為の場所です。学生や院生の生活全般に関わる支援を通じて、充実した学生生活の実現を推進し、学生一人一人があてになる人間へと成長できることを目指します。どんなことでも、気軽に相談してみてください。それぞれ特色ある多様なスタッフがお待ちしています。

 

 今回も新型コロナウイルス感染症に関する話題を紹介します。
 新型コロナウイルス感染症は、第4波が来ていると言われています。今回の第4波は、局地的な差が大きいと感じています。大阪、沖縄、宮城と、特定の地域が感染爆発を起こし、その他の地域は増加があるものの、過去最多には至っていない県が多いのも事実です。世界的にみると、インド、ブラジル、トルコとフランスが激増して世界の患者数は過去最多となっています。これに比べ、アメリカ、英国などは激減しています。
 この局所の増加のみで収めるために、愛知県では、20日から来月11日までの期間で「まん延防止等重点措置」が適用されています。やはり一人一人がしっかりと感染対策を続けることです。ワクチン接種も始まっています。このワクチンの効果が劇的に現れることを願っています。

 さて、当初(2019年12月)は不明点が多かった新型コロナウイルスですが、この1年強で多くのことがわかって来ています。情報が増え、防ぎ方も明らかになっています。正しく恐れることができるようになったとも言えます。その情報の1つを紹介します。
 モノからの接触感染は飛沫による感染の10,000分の1程度しかないという報告が米国疾病対策予防センター(CDC)から出されました(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/more/science-and-research/surface-transmission.html)。この報告によると、接触感染が原因で感染が成立するケースは低く、飛沫による感染が説明できたケースが多いようです。1年前、机とかドアノブには最長72時間くらいウイルスが生存すると報告されました。最近の知見では、紫外線や換気などの環境要因で感染力が維持されることは少なく、顔にまで到達し、呼吸器に入ることがあっても、感染力はほとんどないとの考え方があります。
 例えば、机に大量のウイルスが存在したとしても、そのウイルスが手につき、顔から喉(のど)に到達した後、感染が成立する呼吸器(気道や肺)に至るまでには劇的に減少すると容易に考えられます。さらに、人体には”免疫力”が備わっていますので、数個のウイルスは、この免疫力が排除するはずです。

 ここで大切なのは、飛沫です。感染者の飛沫には大量のウイルスが存在します。その大量にウイルスを含む飛沫が一気に喉に来るシーンを考えてください。大量のウイルスが喉からスタートするのですから、感染が成立する呼吸器(気道や肺)に届くウイルス量もかなり多いと言うことです。これには免疫力も勝てず、感染してしまいます。
 皆さん、再確認できたと思いますが、マスクは極めて重要なのです。単純なことですが、上記の理由でマスクをして、手洗いをこまめに行いましょう。消毒も必要ですが、手洗いをしてこそです。石鹸で手洗いをしてください。マスクをしていない人がいたら、念のため、距離を多くとることや、(換気が悪い場所は特に)同じ空間にいる事を避けましょう。
 これから大型連休(ゴールデンウィーク)に入ります。「絶対に感染しない・させない」という気持ちが大切です。「感染”しない”」をよく考え、感染リスクの高いゴールデンウィークならではの活動に十分注意してください。

 医療者が最前線で頑張っています。報告(Int J Infect Dis. 2021 Jan; 102: 239–241.)によると、世界では15万人以上の医療者が新型コロナに罹患しており、死亡した医療者は3000人以上にのぼるとのことです。
 最近、医療の最前線で活躍している卒業生が連絡をくれました。その卒業生は、僕に言いました。「先生、心筋梗塞や交通事故はうつりません。でも新型コロナウイルス感染症は違うんです。先日、自分のやっている仕事で死ぬかもしれないって考えてしまったんです。」と。
 一人一人の行動が大切です。これまできちんと対策している人はそのまま継続しましょう。少し対策が緩んで来たなと感じる人は緩んだ部分を正しましょう。対策がおろそかだったと思う人はちゃんと対策しましょう。これだけなんです。みなさんの行動で、最前線で戦ってくれている医療者を、助けましょう!

学生サポートセンター長 伊藤 守弘

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