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海に沈んだ歴史の手がかり

【2016年8月3日】

水中文化遺産ってなあに??

『文化遺産の眠る海―水中考古学入門』  岩淵聡文

皆さんは「水中考古学」ってどんな学問かご存知ですか?水中考古学とは、簡単に言うと海や川など、水の中を調査領域にする考古学のことで、主に水の中にある文化遺産、「水中文化遺産」を探求する学問の事……と言ってもなんだか難しそうですよね……正直私もこの本を読む前はなんだか難しそうだなあ、と思っていました。
では、なぜ私がこの本を読んでみようと思ったのかというと、単純に文化遺産が好きで、海が好きだからです。(特に泳いだりスポーツをするわけではなくて、単純に何となく好きです。)それから、学部の講義で考古学を受講していたこともあり、興味があったので……そんな理由で選びました。

この本には「水中文化遺産とは何か」「水中考古学とは何か」ということがとても詳しく書いてあります。でも、具体的な例がたくさん挙げられているので「そんなの知らないよ」「聞いたことないよ」って方でも意外とすんなり頭に入ってくるのでは?と思います。

例えば有名なものは、カリブ海のポート・ロイヤル。どこかで名前を聞いたことがあるなーって思う方もいるかと思います。ポート・ロイヤルは、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に登場した、ジャマイカの港町です。映画を見た方はピンとくるかと思いますが、主人公ジャック・スパロウが初めてエリザベスやウィルと出会ったところです。実は1692年に大地震が起きて、町の3分の2が沈んでしまいました。
それから、沈没船も100年以上前の物であれば水中文化遺産になるそうです。例えば有名な「タイタニック号」も1912年に沈んだので、水中文化遺産です。

あまりここで紹介してしまうとネタバレになってしまうので、2つだけにしておきます。私はこの本を読んで、一度でいいから自分の目で水中文化遺産を見てみたいな、と思うようになりました。ここで紹介したもの以外にも、もっともっとたくさんの水中文化遺産と、それにまつわるお話が、国内外問わず紹介されています。気になる方は、ぜひこの本を読んでみてくださいね!
 

コモンズサポーター 小坂真生

考古学に興味があります。

前半は少し難しいですが、後半は読みやすくなってきます。

地元の海。もしかしたら何か眠っているかも・・・。

海外(ハワイ)の海にはいろいろありそう。

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