どんな研究をしているの?
所属教員の研究内容の紹介です。
山本研究室
食品中に含まれてはならない有害物質の有無について、微量測定をして確認します。分析機関で測定値の品質が理解できる人材を育成するため、共同で学内インターンシップを開催しています。
津田研究室
食品成分でエネルギー消費を促す褐色脂肪細胞を増加させて肥満を予防したり、運動の効果を食品成分との併用で高める研究をしています。これらの研究を通して最先端の食品機能研究を学び、応用力を養います。
根岸研究室
食品プラントを利用し、食品の開発や加工技術について研究しています。特に乳酸菌を利用した発酵食品では、加工中に成分的変化が起こっておいしくなるということの関連性について学びます。
三島研究室
天然物中の有効成分や、それらを基にした新規化合物(微生物・酵素による変換)の各種生理活性を探索し、生活習慣病予防に役立つ研究をしています。
下村研究室
必須アミノ酸である分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシン)は、体内でタンパク質を合成するための材料としてだけでなく、種々の生理機能を持っています。特に脳においては、先天的なBCAA分解亢進(BCAA不足)により自閉症になることがわかりました(右写真のマウス)。アミノ酸などの食品成分の生理機能について詳細に学びます。
森山研究室
細菌胞子の発芽機構について研究しています。納豆菌も胞子を作りますし、納豆以外に混入すると大きな問題にもなります。また、胞子形成菌が毒物を生産すると食中毒などの食の問題を起こします。
吉村研究室
我々の食生活に欠かせない植物がビタミンなどの機能性成分をつくる過程や役割、悪環境に対抗して生存する仕組みの解明を通して、作物の機能性向上や収量増大を目指しています。