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上野 薫

中部大学で「環境」を学ぶと何が見える?

環境生物科学科
上野 薫

「環境」とは?

「環 境」に対するみなさんのイメージはどんなものでしょう?例えば、「環境問題」というと、大気汚染、水質汚染、土壌汚染、地球温暖化、砂漠化、森林破壊、生 物多様性の劣化、・・・あたりを連想するのではないでしょうか。では、その問題を解決するために必要なことは何でしょうか?そして、なかなか「環境問題」 が改善・解決されないのは何故でしょうか?自分にできる「環境問題」の解決のための行動とは何でしょうか?

私 は「環境学」とは、人間が地球で持続的に生きるための「総合科学」だと思っています。何か一つのことを解決あるいは明らかにしたからといって問題が解決さ れるものではない、それが「環境問題」です。実際には、理学や農学や工学、さらには理科系だけではなく文科系も含めた各分野が協働しこれに挑むこと、さら にそれが個人の生活のベースにきちんと乗り継続されることが必要です。また、「環境」には、いろいろなサイズや質があります。「地球」という大きなものか ら「室内」のような小さなもの、人間の手がほとんど入らない「奥山(おくやま)環境」から、人間と自然とが関わりあうことにより維持されていく「里山(さ とやま)環境」、多くの人工物で構成されている「都市環境」など…。このようなサイズも質も多様な環境の中で人間が持続的に、つまり、孫やひ孫の世代まで も安心して暮らしていくためには、大きな共通の目標を掲げた上で、それぞれの単位の環境を長い目で捉え、必要な改良を重ねていく必要があります。

環境生物科学科が目指すもの

環 境生物科学科は、そのための基礎となる部分を「生物」をキーワードとして培う場所です。「環境問題」解決のためには、技術開発や基礎研究を行っていく必要 があります。また、現実社会を「あるべき姿=持続可能な姿」にリードしていくために必要な、正しい判断力、行動力、応用力、それに必要な基礎知識やコミュ ニケーション力を身につけた若きリーダーの存在も必要です。私たち環境生物科学科では、生物に関わる多様な研究分野から皆さんが得意分野を選び、研究し、 その過程で得た能力や知識を、「現実社会を持続可能な姿に導く」ために存分に発揮する「若きリーダー」を育てたいと思っています。現在、環境生物科学科で 取り組んでいる研究内容については、学科のホームページに詳細が書かれています。そこには、実験室だけでなく地元に密着した山や川や海を研究の場としてい る研究も沢山あり、みなさんの好奇心を刺激する研究が必ず見つかるはずです。まずは、自分の心の向かう方向を探してみて下さい。そこから始まる新しい世界 がきっと見えてくるはずです。中部大で「環境」を学ぶと見えてくるもの、それは「自分」かもしれません。

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