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堀部 貴紀

園芸学が世界を変える

環境生物科学科
堀部 貴紀

「市場から遺伝子まで」

現在は特に、春日井市の特産である食用・観賞用サボテンの新しい栽培法の確立や新品種の育種、さらに遺伝子組換え技術を活用した遺伝子機能解析などを目的とした研究を行っています。園芸作物はイネやコムギなどの食用作物に比べると日常生活における存在感は小さいですが、驚くべき力を秘めた植物がたくさんいます。例えばサボテンは研究材料としても非常に面白い植物です。サボテンは耐乾性や耐熱性など他の植物と比べ驚異的な環境ストレス耐性(-40 ℃、+60 ℃に耐えるものも)に加え、栄養繁殖能力や可変的なCAM型光合成など特徴的な性質を多く備えていますが、その遺伝子レベルでの仕組みはほとんど分かっていません。こうしたサボテンの持つ驚異的な性質の分子メカニズムを解明できれば、他の作物への適応を通じて、食糧の増産や砂漠化防止、医薬品の開発など、地球規模の環境問題の解決につながると思われます。

また当研究室では春日井市内の生産者・事業者・商工会議所と連携しサボテン産業の振興を目指した活動も実施しています。その他にも、多肉植物、観賞用切り花(バラなど)、エディブルフラワーの品質・価値向上技術の開発といったテーマにも取り組んでいます。研究を通じて園芸作物の持つ様々な形質についてその仕組みを明らかにし、そこから新たな技術や価値を創造することを目指しています。

多様な食用・観賞用サボテンを使った研究は日本ではこの地域でしかできない研究であり、また現在はサボテン研究の中心地であるメキシコの研究者らと共同研究も実施しています。日本のサボテン研究の中心で、自分を成長させたい学生・大学院生を歓迎します。

「学生のみなさんへ」

大学での生活を通して、『夢中になれるもの、人に語れるもの』を見つけてください。勉強に限らず、部活、アルバイト、趣味、恋愛、何でもいいです。何かに夢中になった経験はその後の仕事や人生に大いに役立ちます。また就職活動で企業に聞かれることは、要するに『大学生活で何をしていたか』ということです。何かにひたむきに取り組み、人に語れるものを探してください。

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