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共通基礎(A)

多様な価値観の理解と倫理観の醸成

図書館前の芝生広場
図書館前の芝生広場

たとえば、小学校の設計を任せられたとしましょう。小学生の身体能力行動パターン、学校の授業形式や地域社会との繋がりなど、多くの事柄を知らなければ、平面図はおろか線一本引くことができません。自分と違う価値観を認めること、いろいろな意見に耳を傾けるということは大切なことです。小学校を建てる地区が、歴史的な街並の維持を図っているのであれば、たとえ法的な制限がなくても、街並に溶け込む自然なデザインを選択するものです。

小学校は、それを管理し教える教職員らにとって便利なように設計すべきでしょう。そしてまた、そこで学ぶ子ども達が卒業後も母校と慕えるような、思い入れのある建物にしなければなりません。両者の希望は、必ずしも相容れないかもしれません。建築技術者は、高い倫理観を持って両者の意見に耳を傾け、建物の設計をする責任があるのです。

A1
地球的な視野を養い、地域的・歴史的・人間的に多様な価値観があることを理解できる
A2
社会的正義や良識をふまえ、多様な価値観の中でどのようにすれば良いのかを判断できる

数学的思考とコンピューター

ワークショップ
ワークショップ

先ほどの続きで、小学校を設計するときは、多くの人々の要求を聞き入れて、論理的に思考して、みんなが納得できるような答え(設計)を導き出すためには、数学的な思考方法は必要です。数学的思考は構造計算や空調計算のためだけのものではないのです。

最近は、ドラフターによる手書き図面というよりも、パソコンを使ったCAD図面が多くみられます。こういった作図だけでなく、CG立体画像で建物をチェックしたり、アンケート結果を集計したりと、コンピューターを使いこなす知識・能力(コンピューター・リテラシィー)は、建築技術者として大切な技術の一つです。

A3
事象を抽象化し数学的および論理的に理解できる
A4
情報の収集や問題の解決にコンピューターを利用できる

コミュニケーション能力と協働

恵那オリエンテーション

恵那オリエンテーション
恵那オリエンテーション

実際に小学校を施工(建てること)するためには、多くの人と関わることになります。電気屋さんやペンキ屋さんなど、多くの職人さんたちの手助けがなければ、柱1本建たないでしょう。みんなが協力して工事を進めることによって、ようやく一つの建物が完成するのです。職人さんたちに、誤解ないよう正しい指示をするためには、十分にコミュニケーションをとらなければなりません。設計意図の多くは図面を通して伝えられますが、設計図面だけでなく、その場その場の指示書や打合せなど、ヒューマンコミュニケーションでなければ伝えられない感覚的なものも沢山あります。

A5
自分で考え、まとめ、コミュニケーションできる能力を身に付ける
A6
チームの一員として責任と協調性を持って行動できる

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